2021年7月6日火曜日

秋田ノーザンハピネッツ前田顕蔵HCとCNAし~なチャン中村和雄SCAの選手起用における異なる優しさから学びを得るブログ

  


 書くタイミング見計らってたらもう夏!(保岡選手代表おめでとうございます)

お久しぶりです、今日は

”秋田ノーザンハピネッツ前田顕蔵HCとCNAし~なチャン中村和雄SCAの

選手起用における異なる優しさから学びを得るブログ” 

というテーマで書いていきますね(^^)


バスケを見ててタイムシェアを良くするHCとそんなしないHCっていません?

前田HCはタイムシェア良くするタイプで、中村監督(やっぱりこう呼んでしまう)は

そんなタイムシェアしない指導者と見てて、前田HCのタイムシェアに関する考えが

少し聞けたのがし~なチャン月曜日でした。このVTRで前田HCは言いたいことを

多分そんな言えてなくて、そして現役のHCですので言えないことも多く

選手起用に関することはほんの少ししか表現できてないと思うんですよ、でも

この2人の選手起用で見える「優しさ」はこうなのかな?

ということを考えてみます。


・協調することで地位を築く前田HC、強調することで地位を築く中村監督


日本語って凄いですね同じ読みだけど意味が全然変わる!

前田HCってアシスタントコーチ、通訳も出来て、今も日本代表のコーチを

やってるという器用で協調性の高いところがあって(大阪の人だけど押しの強さが

雪国ナイズされててマイルドになってる)中村監督ってアシスタントコーチを

やったことがない(HCしかやってない)かなりレアなキャリアなんですよね。


協調力の高さというのがチーム構成に現れてると自分は見てて、前田HCは

チーム内に「はっきりした序列」を作らない方に見えるんですよ。メインとなる

選手はいるけどそんなに押して行かなくて、チームとして勝つって采配。

逆に中村監督ってメインとなる人物を決めて戦っていて、個人の良さを最大限

出させてチームとして勝っていく感じ。

料理で言いますと

前田HCはわりとマイルドな野菜を使うのが好きで、マイルドな野菜の組み合わせで

美味しい調和した料理を出すタイプで、

中村監督ははっきりした個性のある野菜を使うのが好きで、個性を炒めて

香ばしくわかりやすい美味しさの料理を出すタイプ。


選手起用でわかるやさしさの話をしますと


前田HCって結構ポンポン選手を変えるんですよ、流れ良くても変えるイメージ

なんですが選手に「余白」を与えてるのではないかと思うんですよ。余力が

あるうちに変えて考える余白を与えてるというのと、選手にそんなダメージを

与えないための早めの交代、だって数分出てちょっと今日ダメだなーという

所で変えてしまえば修正を自分で考えることもできるし、精神的ダメージが

少ないというのが早めの交代にはあって

・考えさせる優しさ

・追い詰めない優しさ

リスクが低く選手は結構傷つかないメリットがあるのかなと読みます。


中村監督って結構主力がへろへろになるくらいの起用をするんですが、

信用してるから長い時間使う、長い時間のほうが個性を出しやすいという

理論だと見ていて、選手に対して負荷は高いのですが上手く行ったとき

多くの経験値が得れる起用をするタイプだと思います。あ、あと人間の

「底力」を重視してる感じあります。

・信用を表す優しさ

・多くの経験値を稼がせる優しさ


前田HC、中村監督の買ってる選手にも異なる特徴があって、

前田HCは古川選手を買ってて、中村監督は保岡選手を買ってるように見えます。


古川選手って多彩で計算できる選手、保岡選手は爆発力のある選手という

良さを持っていて、前田HCは計算できる選手、中村監督は爆発力のある選手が

好きだと自分は見ています。これは2人の性格(タイプ)の違いで

意外と(怒られるかもしれない)中村監督は合理的で爆発力のある選手を

信用してるけど信用してない部分があるので複数人チームに揃えてません?

(富樫、大塚、田口)新潟の時は(池田、公威、小松)おそらく複数人の

波のある選手を置いとくことで全部ハズレを避ける作戦だと思います

(でも全員がシュート入らない事普通にあった笑)

前田HCは波がある選手より計算できる選手が好きで、外国籍選手の顔ぶれを

見ても守備、合わせ、リバウンド強い選手を獲得していますね。

穏やかに見えますが前田HCは信念が強い感じを受けます。


 まとめにはいりますと、優しさって本質は同じなんですが表現方法が

違って、いろんな伝え方があるんですよね。それですぐ感じれない優しさとか

その場で気づかない優しさもあるわけで、それを完全に言葉にできないのも

もどかしさありますよね、でも行為には優しさが含まれてることが多くて、

それをスポーツ通じて見るのも学びがあるなと思いました。

考えさせる「余白」の優しさ、起用し続ける「信用」の優しさ、どっちも

素敵ですね^^


では良い夜を!naoto:-)