2018年8月27日月曜日

名将中村和雄監督の発言から勝利の秘訣を考える 第42さの 「偉い人ほど老後苦労する、過去を捨てることだ」






















 こんばんは(^O^) お盆がおわると、高校野球が終わると、24時間テレビが
終わると、秋ですね(結局よくわからない)夏も好きですが秋も好きです、
今日は中村監督の
「偉い人ほど老後苦労する、過去を捨てることだ」
という言葉について考えて行きますね(^^♪

 今年は「権力者が失脚する」年で、ワイドショー見てると多いですよね、偉い人が
どんどんダメになっていく。しかも若い人でもダメになる。
なんでかと考えたんですが、今の時代って
「数年前にはオッケーだったことが今はNGになる」時代で、ネットの発言力も
増したため、悪いことしたらすぐアウト!
そのため若い20代の指導者が「自分が学生時代やってた(やられてた)から
これぐらいいいだろう」ってのでもダメなわけです。

ダメなものはダメ!

 数年前では良かったことが今では許されないとなると、情報のアップデート、
自分のアップデートが必要になるんですが、自分を変えることの一番の敵は自分!
自分の中の成功体験が邪魔をしてアップデートを拒むわけです。

偉い人、というのは普通の人より多くの成功体験を積んでいるわけで、その
成功体験が足かせになってしまう、ならばどうするか?

捨てる

これは思い切りのいい発想なんですが、普通の人でも難しいことなんですよね。
だれだってうまく行った事、成功したことがあると思うのですが、その些細なこと
だって捨てるのは躊躇うじゃないですか?でも思い切って

捨てる

 「断捨離」ってあるじゃないですか?いらないものを捨てて身軽になる、これは
良い手法だと思うんですが、「過去を捨てる」って精神的断捨離なんじゃないかと
思うんですよ。物より思い出のほうが捨てるのは難しい、でも持っていても
これからの人生役に立たない、となると・・・

捨てる

 中村監督を尊敬している理由の中に「今、未来を見る人だから」というのが
あって、毎回新しいバスケの話をされるんですよ(メディアよりも早い)
過去の話とかない。教え子の話より今指導に行ってるどこどこに良い子がいる!
あのチームは今後来るな!とか(^O^) 
おそらく、後ろ(過去)を振り向かないことで前(未来)のものをどんどん
吸収していって、それが勝ちにつながってるんだと思うんですよね。
「断捨離」は市民権を得ているんですがこれからは「精神的断捨離」も来ると
思いますね、いるもの、いらないもの、過去、未来、どれが必要かを考えて
前向きな選択をしていきたいものです。
 TVで話題になったスーパーボランティアの尾畠さんの
「かけた恩は水に流せ、受けた恩は石に刻め」
というのも、過去と未来の選択なんだと思います、自分にとってほんとに重要な
ものは石に刻み、そうではないもの(過去の物)は水に流す、うーん深い!

 このブログは「勝つ」ひと、ものから学びを得るブログで(学んだものをこう書いていくと知識が自分の物になりやすいそうです)
優れた人、言葉は二度おいしい、ですね(^O^)

また更新します!良い夜を! naoto:-)

2018年8月12日日曜日

2018インターハイ、バスケットボール男子のスタッツ考察

 こんばんは、2018インターハイ、男子は新潟の開志国際が
創立5年目にして初優勝という快挙を成し遂げました!
おめでとうございます!!(新潟県民なので)
今日は2018インターハイのスタッツの考察(スタッツは自分でまとめたので
細かいところミスってたらすいません)をしていきますね。

 まず、インターハイ男子は全58試合を行ったのですが
2Pシュート 5960本打って2819本成功 47・2%
3Pシュート 2719本打って728本成功 26・7%
フリースロー 1712本打って1053本成功 61・5%

そしてリバウンドが
ディフェンスリバウンド 3351本 (1試合平均28・88本)
オフェンスリバウンドが 1726本 (1試合平均14・87本)

というデータになっております。

書いてるうちに今回だけではまとめきれないので、それは後編として書くことに
するのですが、データを調べていたら面白い傾向を見つけました

「トーナメントの終盤はシュート成功率が落ちている」

1回戦(27試合)では
2Pシュート成功率 48・1%
3Pシュート成功率 26・2%
フリースロー成功率 62・5%

2回戦(16試合)では
2Pシュート成功率 49・6%
3Pシュート成功率 27・5%
フリースロー成功率 63・4%

3回戦(8試合)では
2Pシュート成功率 43・5%
3Pシュート成功率 27・8%
フリースロー成功率 57・7%

準々決勝、準決勝、決勝(7試合)では
2Pシュート成功率 42・7%
3Pシュート決定率 25・6%
フリースロー成功率 56・7%

2Pシュートとフリースローは大会終盤になると確率が落ちていますよね?

インターハイは同じチームの試合サンプルが少なく、チームのデータはそんなに
参考にならないと踏んでるんですが(次回ちょっと書きます)
「疲れ」と「精神的プレッシャー」と「強いチームは守備が強いから」
の3つが大きいのではないかと踏んでるんですよね。

ベスト16に残ったチームは相当の実力、練習があるにもかかわらず
フリースローが(ベスト16以降の試合7試合で)
171本獲得して97本の成功(56・7%)決勝の中部大第一対開志国際の
試合でもフリースローは24本中14本の成功(58・33%)という
数字になっています。フリースローはおそらくメンタルなもので
メンタルのケアレベルが高いスタッフとかいたら・・・確率上がりませんかね?

3Pシュートもデータで見ると面白くて、全58試合中3Pシュート
一番打ったチームが48本(11本成功)1回戦負け、
2番目に打ったチームが45本(13本成功)2回戦負け。
3Pを一番打たなかったチームは8本(2チームあった)
しかしそのうちの1チームが実践学園(東京)で2回戦1番シードの
福岡第一を破った試合、3Pシュート8本しか打ってないんですよね
(2本成功)
3Pシュートは乱発させられているとき、あえて数を絞っているとき、
打たないのが結果としてよかったとき、などがあると考えられます。
(傾向として打つチーム、あまり打たないチームはある)

2Pシュートは主観になりますが、ベスト8あたりになりますとインサイドが
かなり強く、強いチーム同士で戦っているので確率がやや落ちているのだと
考えられます、1、2回戦だと大差の付くゲームがありそういう試合で
2Pシュートの確率が上がる傾向があり、数値では表せないものがあると
考えます(オフェンスがスムーズで簡単にレイアップ決めるチームは強い)

 次回はベスト8に残ったチームのスタッツを「なぜ良いのか」
考えて行きますね!
では良い夜になりますよう! naoto:-)