2022年5月10日火曜日

祝CS初出場、秋田ノーザンハピネッツ前田顕蔵HCに学ぶ「柔らかさと硬さのバランス」

  いざ沖縄!


今日の文章の流れは

・タイムシェアは怪我予防として効果的なのかもしれない

・信頼

・意外と前田HCは頑固なとこあると思う

・秋田のHCは栄光と幻影と戦わないといけないという大変さもある

では始めて行きますね!


まず前田HCの負けパターンで度々あるのが

「いい流れなのに選手交代をして流れを持っていかれてやられる」この

パターンは見てる側にはなかなかのストレスなんですが、おそらく

「言えない言い分」ってのが前田HCにはあって、わりと長期の展望を

描くタイプのHCなのかなと感じました、勝負所がシーズン終盤なので

無理をさせないようにとか、人って無理できるんですがツケが必ず

くるじゃないですか?そこを先読みしていて、今年秋田の日本人選手って

そんな怪我がなかったじゃないですか(伊藤選手は怪我わりとしてた)ここが

大きな勝因だと思う。どうしても外国籍選手は出場時間も長く、インサイドで

体張ってるので怪我してしまう、アイバーソン選手が怪我したんですが

デイビス選手(前田HCは結構買ってる)が頑張ったのも大きいですね。


前田HCが一番信頼してるのが古川選手と自分は見てて、古川選手がいることを

考えたチームっていうんですかね?その構成に前田HCの好みは出てて

多分「計算できる」選手が好き、自分の見立てでは

古川選手、長谷川選手、中山選手、伊藤選手あたりが計算できるタイプの

選手で、面白いのは田口選手もこっち側に入ってきた感じあるんですよ、

ちょっとプレーの幅が広がってドライブとかでも点を取っていて

安定感が増した感じあります。

「計算できない」選手に該当するのが

保岡選手、多田選手で(大浦選手は別枠)こういう選手は計算できないとも

いえるし「爆発力があり、当ると恐ろしい」言えるタイプで

起用法がちょっと難しく、出場してからすぐ結果を出さないと前田HCは

使いにくいとこがあると思う。このタイプの選手を重宝するHCもいて

もう好みですよね。

 

前田HCの頑固さ、これは試合後の会見とかシュートが入らない時の

古川選手を使い続けるときに感じるんですが、この頑固さがかなり自分は

好感を持てて穏やかな感じのなかに熱い信念を持った得するタイプの人間

ですよ、そんな迷走しないし、変なブレをしない感じに受けるので

これからのHCだと思う。そもそも渋谷と三河って人件費が相当高い

じゃないですか?(多分、外国籍選手が特に高そう)そこより上の順位に

行ってCS出れたのは結構賞賛されるべきだと思う。


最後に、秋田ノーザンハピネッツのHCやるのはほんと大変で

・能代工業という偉大過ぎる存在

・ペップHC、中村和雄監督という強烈すぎる幻影

・バスケ相当詳しいブースター

この3つはとんでもないですよ!1つあるだけでも大変なのに3つはやばくて、

よく

「アマチュアが強い地域はプロの人気がそんなにない」現象ってあるじゃない

ですか?能代工業がありつつもハピネッツは人気あるし、

秋田のブースターはやばいんですよ!何がやばいかっていうとただ甘やかしてる

だけじゃなくて結構厳しいこと言う!しかし勝利すると素直に喜ぶ!

ファン層の絡みもあって甘やかしファンが多いチーム結構ありますよね?

そこもバランスだと思う、ファンが詳しいからディフェンス強くなってるん

じゃないか疑惑あります、ディフェンスで盛り上がれるってすごいですよ!

そして幻影、これほんと前田HC大変だわーといつも思ってるんですが

「中村和雄監督は中毒性がある」あの方は劇薬みたいなとこがあって

インパクトありすぎるんですよ、インパクトある+成功するから

面白いドラマをスポーツで体現して越えちゃう感じ、それを味わってしまうと

普通だったりなかなか良いものを見ても物足りなくなるという恐ろしい

存在なわけで、秋田のHCやるってのはいろんな条件とも戦わなくては

いけないという過酷さ、前田HCが長くやれてるのは実はかなりすごいことで

来期が一番見ものだと思う。


前田HCの柔らかさ、そしてその中の芯の硬さ。人って誰でも信念をもって

生きているけど、信念を強調しすぎないほうがよかったり、信念を伝えるための

柔らかさって必要なわけですよ、逆に柔らかいだけでもダメで

このバランスを前田HCに学びましたね、よしCSは保岡選手に期待だ!

あと多田選手ももうちょっと早めに使ってくれると嬉しい、そして

大浦選手!かなりいい選手でいい意味のつかみどこのなさと得点力も

あるじゃないですか?どうぞよろしくお願いします!(最後に推しを

プッシュする作戦)ではいい夜を!


2022年5月7日土曜日

祝優勝、トラブゾンスポルに学ぶ「勝ってるときこそ勝ちを確定させる投資」

 


38年ぶりの優勝!今日はトルコリーグを制したトラブゾンスポルについて

書いていきますね。


・トラブゾンスポルとは?


トルコリーグってそんなメジャーじゃなくて、海外サッカー好きな人でも

ガラタサライ、フェネルバフチェ、ベシクタシュ以外のトルコのチームって

そんな知らない人が多分多くて、雑に例えると毎年大都市のチームが

リーグ優勝するんですよ(ガラタサライなどはイスタンブルのクラブ)

もうほんと優勝が持ち回りでイスタンブルの3つが優勝するからだいたい

CLとかに出てくるんですが、4番目の人気チームがトラブゾンスポルで

トルコのアジア側の黒海地域のビッグクラブなんですよね。人気あるし

結構強いんだけど2000年代入ってから2位が4回と優勝はなくて

今年念願の優勝、ユニフォームもかっこいいし、いい選手も育てる

(GKとか中盤とか)好チームですね。仲が悪いのがフェネルで

(ガラタサライとかベシクタシュとかとはそんな悪くない)ここもう

バチバチです、生で見ると結構危なそうなくらい。


・今年は幸運にも恵まれた


だいたい優勝する3つのイスタンブルのクラブが今年は序盤からみんな不調で、

あまりこういうパターンないんですよ。どこか1つくらいは優勝争いして

最後に勝つパターンなのですが、今年中盤くらいまで優勝を争ったのが

コンヤスポル、ここはコンヤを本拠地にする地方クラブで健闘したんですが

徐々にへばってきて現在3位、欧州での戦いはいけそうですね。

序盤から突っ走ってライバルがほぼ不在で

3月くらいにほぼ優勝する雰囲気出てましたね、幸運をきっちりものにすることは

簡単ではないですよ。


・本題、好調時に1人の実力者を補強、それが当たった


その選手の名はエディン・ビスチャ

ボスニア代表としても55試合出てる2列目のアタッカーで、トルコリーグに

10年以上いる超優良外国籍選手。

ビスチャは前所属がバシャクシェヒル(元イスタンブルビュユクシェヒル

ベレデイエスポルという呪文みたいな名前だった)ここでも優勝してて、

今トルコリーグのビッグ3以外のチームで複数優勝したことのある選手って

ほぼいないのでは?(ここ15年くらいだとブルサスポル、バシャクシェヒル、

トラブゾン)この選手を冬にトラブゾンが取り、結果的にもいい補強になったのが

今日のブログの言いたいことです。

ビスチャ補強のメリット

・バシャクシェヒルもなかなか上位にいてライバルの戦力も削った

・トラブゾンの2列目はいい選手が多い、しかしケガが多い

・トラブゾンの監督のもとでずっとやってた


トラブゾンの監督のアブドゥラー・アブジュさんは有能な方で

バシャクシェヒルで優勝した時の監督(ということはビッグ3以外の2チームで

優勝してる稀有な存在)そのとき5年くらいはビスチャと一緒にやってて

この移籍も結構成功するのが読めたんですよ(それでもすごい)ビスチャは

後半だけでもリーグで5点取ってて(15試合でて)効いてましたね。

序盤から突っ走って、12勝3分け&競合相手勝ち点こぼしまくりで

「このままいけるだろう」でいかなかったのは正解でしたね、

勝ってる時こそ追加投資、勝ってるときに勝ちを確定させる駄目押しが

大事ということがトラブゾンスポルの教えてくれた教訓です。


・不調のビッグクラブ、勢いに乗るとやっぱり恐ろしい


序盤躓いたビッグクラブの1つフェネルバフチェ、今年前半で5敗してて

だいたいトルコリーグの優勝ラインって5敗あたりなんですよ(データ

ないです)これは4位以内もきついかなーと思ってたら2月くらいから

10勝1分けとかいう恐ろしい快進撃してて勝ち点差が1桁くらいまで

追ってたんですよ、恐ろしいですよね。総合力が高く、選手層が厚い

お金を持ってるチームってやはり勢いに乗ると大型連勝あるので

最後で競って勝とうと思ったらキツい、トラブゾンのように序盤から

リードを作り、途中で戦力補強をして逃げ切りが自分らよりお金持ってる

チームに対する勝ちパターンなのかなと思います。


・トラブゾンの来期は?


これほんと読めない、というかトラブゾンで活躍するとフランスとか

他のビッグクラブ移籍パターンがあって若手結構移籍するんですよ。それで

ここ2年は補強が当たってていい外国籍選手獲れてたんですが(セルロートとか)

来期CLに出れてリーグと両立うまくやれるかといったら厳しいと思う。

というかトルコのチームってCLとかユーロッパリーグで近年よくなくて、

そこで崩れる感じあるんですよね、主力も30歳くらいの選手が多くて

(外国籍のコルネリウス、ワカエメ、ビスチャなど)しんどい戦いに

なると思うのですが・・・裏切ってほしいですね!

トラブゾンが強いとほかの地方チームも元気出るし、ビッグ3とバチバチやるのも

楽しいですもん、来期CLでこのブログの悲観的な意見言ってすいませんでした!

と修正するような快進撃期待しましょう!

ではiyi gunler!(最後だけトルコ語使う)