2017年8月24日木曜日

ブログ100回記念 名将中村和雄監督から学ぶ「勝者の視点」






















 
 ブログが100回目になったので、名将シリーズの特別篇にします^^

今日は名将中村和雄監督から学ぶ「勝者の視点」です。

 同じものを見ても感想はみんな違って、それはそれでいいのですが、

どうやら「勝者の視点」というものがあるように最近思うんですよね、

それを教わっているのが自分にとって大きな財産だと考えます。

まずバスケットボールについての学びなんですが、中村監督のシーズンと

Bリーグ初年度や学生の試合を見て感じた点は

「勝つチームは要所で強い」というもので、野球で言えば9回終わって

勝ってるチームが勝者じゃないですか?バスケも4ピリオド終わって勝ってるチームが

勝者ですよね?

と、いうことは全部の時間帯勝たなくてもいいってことだと思うんですよ。

そして

「高い」時間帯ってのが試合の中である。

その高い時間帯なんですが、試合によって変わるわけで試合序盤にくることも

あるし終盤だったりすることもあるんですよ、その高い時間にいかに勝つかが

スポーツのポイントのような気がするんです。

 具体例をあげますと、昨日まで高校野球やってたじゃないですか?

高校野球で同じくらいのレベルのチームが試合すると最後までもつれますよね?

あからさまに相手が良いって場合を除けば

「辛抱する時間帯」 「攻撃する時間帯」ってのがあって

辛抱する時間帯ってのは、負けてる時間で相手が攻めてるとき最少失点で

しのぐこと。高校野球を見ていて思ったんですが例えば1アウト2塁で

ライト前にタイムリー打たれたとするじゃないですか?そこでホームに

送球しても無理な時に、ホームに投げてバッターランナーを2塁まで進めて

しまうことってあるんですが、そういう細かい判断で防げるとこを防いだり

傷口を最小限に抑えることってのが重要だと思うんです。

今大会はホームランが多く出た大会で、打撃が良かった、ということは

点差が小さければひっくり返せる可能性もあるわけで・・・

”ダメな時こそ努力”すると中村監督は言ってたんですが、厳しいとき辛抱して

いれば逆転のチャンスはある、ということだと思います。

人生でもそうだと思うんですが、ダメな時って自分でさらにダメにしがち

(自分で傷口を広げる)なんですが、そこで辛抱して努力できるかどうか・・・

名将の名言で

「人間は土壇場になったときにそこで進化できるかどうかで自分たちの

人格が決まる」

というものがあるんですが、やはりダメなときどうするかが重要という学び。

 ”攻撃する時間帯”

これも高校野球で例えるんですが、今大会はそんなに見てない(でもあった)の

ですが、序盤でノーアウトでランナーが出るとすぐバントをやらせる監督ってのが

いるじゃないですか?

その作戦賛成できないんですよね。

あからさまにピッチャーが良い、という状況ならわかるんですが、序盤で

同じくらいの力のチームのピッチャーがノーアウトでランナー出すってことは

絶対慌ててるんですよ、そこに簡単にアウトをくれるという作戦は

上策ではないと思うんです。

ノーアウト1塁は攻撃が有利な状況ですよね、バントが成功したら

ワンナウト2塁、もしヒッティングでヒットが出ればノーアウト1,2塁

もしくはノーアウト1・3塁になるわけですよ。

で、野球のデータもちょっと調べてるんですがセーフティーリードって

5点くらいだと思うんですね、そうなると取れるとき取るってのは戦術として

ありなわけで、バントをするなら終盤の1点の価値が高い場面もしくは

3点くらいリードした終盤の追加点狙いが良いと思うんです

(価値観の話になってる)

そこで名将の名言

「オフェンスは金持ちの気分で!」です。

バスケはボールを持っていれば失点することがないわけで、もっていたら

圧倒的有利、だから金持ちのように余裕をもって攻めろという比喩表現なんですが

深いですよね。

人生でもそうだと思うんですが、普通の状況なのに不利な感じがするときって

あるじゃないですか?そういうときは大体うまくいかない。

慌てるといつもできてることが出来ない。

余裕をもってやればなんてこともない、そして余裕は自信に見えるわけで

自信のある人はモテる笑

良い波は自分で止めてはいけない。

良いときに点とって、悪いときは辛抱する。

 いまだにバスケの戦術っていうのがよくわかってないんですが

中村監督の「勝者の視点」とは細かいとこを見るのと広いところを見るとこの

バランスが絶妙だと思うんですよ、相手にスリー食らっても問題ない、

フリースロー1本落としたのが大問題のように目先の点数だけでは判断してない

領域があって・・・将棋で言う大局観ですかね。

人ってちょっとまずいことがあったら落ち込みますよね?しかし冷静に考えると

大したことが無かったりするはずなんですよ、むしろ落ち込んでる時間だとか

落ち込んでる時間に無駄にした時間ってのほうがもったいなかったりするわけで

知らないうちに視点を固定してると思うんです。

しかし勝つ人の視点ってのは、同時にいろんなところを見ているから

ちょっとやそっとでは動じないんじゃないかと思うんです。あと高いところを

見ているからちょっとしたダメージは気にならないってのもあると思います。

(しかし、ほんの些細な問題も見逃さない緻密さがある)

それを感じれただけでも素晴らしい人に出会ったな、というのが自分の感想。

現在も日本各地で指導を続けられているそうなのですが、

「移動の多さはアイディア量に比例する」というように、名将は

まだまだ新しい引き出しを作っているわけで、その情熱にも感動を受けています。

指導で

「今わかれ(理解しろ)」 ということを中村監督は言うのですが、

後からわかることも多く、現在も進化されている方なので名将ブログは

まだまだ続きます笑 だって、どう考えても理解できない領域で

凄い方ですよ、あっ凄さで思ったんですが

パワーのある人は栗である

という説を立てたんですよ。

今果物が売れないってニュースになってたじゃないですか?その原因の

一つに「食べるのに手間がいるから」というものがあるんですが・・・

凄い人は簡単に理解できないタイプの人が多い、だから準備とか心構えが

いるわけで、栗を拾うじゃないですか?栗ってトゲもあるしかたい殻に包まれてるし

茹でないといけないという手間のかかる食材なんですが、滅茶苦茶美味しいですよね

そのように凄い人を理解して、学ぼうと思ったら

準備だとか心構えだとかは必要じゃないかと思いました。

そうとらえると人生の中で刺激的だったり、違和感のある人が居ると思うんですよ

そういう人の中に栗のようなおいしさを秘めてる人が居るってこともあるわけで

考えとしても建設的になりますよね^^

ブログ100回記念なのにあいかわらずまとまらない文で今日もおわります笑

まとめ

・勝者から学ぶことは多い

・良いとき、悪いときの振る舞いが大事

・細かいところが大事

・簡単に理解できる凄い人ってのはほとんどいないのでは?

・学ぼうと思ったから学べているのかもしれない

次回は

・秋田ノーザンハピネッツの語感の良さを称賛し倒す方法を考える

(だって強いじゃないですか^^)(仮) です

では良い夜を! naoto:-)



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