2016年11月24日木曜日

名将中村和雄監督の発言から勝利の秘訣を考える 第18きくもと 「僕は結構モテたんだ(笑)」
































 これは・・・・間違いないでしょう、今日はモテを中村監督から学びたいと思います

(怒られそうだ)

日本名将研究会(GM)で研究した結果、モテるのに必要なものは

「自信」

で間違いないと思います(根拠がないのに言い切った)

そして、以前インタビューで

「中村監督は自信がないときとかあるんですか?」

「ありません!」

のような答えがあり、振る舞い方にも自信があふれています。

 モテる、モテないって一人の人が語るのは冷静に考えるとおかしいんですが

(でも書く)人を惹きつける力がモテるということにして考えると、やっぱり人は

自信があってパワーがある人のほうに惹きつけられるのが普通だと思います。

合コンとかでもあるじゃないですか、遠慮しがちな人!

絶対損してるじゃないですか?そういう場では遠慮=死!(おおげさ)

それを広義的に考えますと、遠慮って美徳なんですが、どうもスポーツだと不利に働く

気がするんですよ、いや人生においても不利に働くことが多い気がする。

おそらく日本の中で遠慮あんまりしない=欧米の普通に近い状態

(欧米は遠慮しなすぎですよね、気配りがない!)なんですが、世界がだんだん

欧米化してきているってのがあって、踏み込まない人(遠慮がちな人)ってのは

結構生きづらくなってる気がするんですよね。

自分は遠慮がちな人のほうが人間としては完成されてると思うんですが、

完成されてる人ってのが魅力的かどうかは別になるので難しいところです。

話が外れてきましたが・・・

「自信があるほうがモテる」

男性はこれは間違いない、と思いますね。

 次のモテるポイントは・・・

「決断力」

これは羨ましいですね。

自分は食べ物のメニューを決めたりするのは早いんですが、考えたことを実行するのに

戸惑うことがあるので、決断して、すぐ行動できるっていうのは見習いたいポイントです。

中村監督は書物の中で

「ヤバいと思ったらすぐタイムアウト取る!」

と言っていたのですが、その決断、危険察知の早さが勝てる指導者の大きな

要素だと考えます。そして、女性って結構溜めて爆発するじゃないですか?

男性はそれに気づかないんだ!

すぐ察して、ケア(修正)するってのは男女関係においても大事なのではないかと。

それをわかっていても行動に移せないのが多くの男性(間違いなく自分もそっちの人)

ですよね。タイムアウトを効果的に使いたいものです^^

 次のモテるポイントは・・・

「熱中しているものがある」

これはですね、男性から見てもかっこいいポイント!

以前中村監督は

「1日に20時間バスケットボールのことを考えていたときがあった」

と、おっしゃっていたんですが、最近思うんですが

「かっこいいものを突き詰めるのはかっこいい、しかしかっこよくないものを突き詰めるのも

かっこいいのではないか?」

現在お茶の間で大人気のさかなクン(さん)ってめちゃくちゃ魚好きじゃないですか?

それで好きすぎて普通の人にはちょっと理解できない領域とかありますよね?しかし

それが突き抜けていて、かっこいいと思うんですよ。

冷静に考えるとハコフグの帽子をかぶってハイテンションでギョギョギョ!とか言う人って

面白くはあってもかっこいいとはちょっと違う気がするんですが、自分は生き様込みで

物凄くかっこいいなぁ、と思っています。さかなクン(さん)ってお茶の間で

大人気じゃないですか?

熱中=魅力的なのも正しいと思いますね^^

 モテるポイントをあげると回転ずしのようにきりがなくなるので、今日最後の

モテポイントにしますが

「おしゃれである」

これも大きいですね。

グーグルで中村監督を検索すると、ピンクのジャケットを着た姿が一番先に

でてくるんですが・・・・それが似合う人ってちょっと他にいないじゃないですか?

更にネクタイじゃなくてチーフを入れてアクセントにしているのもおしゃれで、

発色の良いパンツ姿だったり、ポロシャツに白いスラックス姿・・・

決まってますよね。

「コートは檜舞台」

とインタビューでおっしゃられていたんですが、指導の際もピシっとした姿勢がかっこよく

自分の常識であった

「ある程度の年齢になったら見た目より、楽な服を選ぶのでは?」っていう

考えを中村監督がブチ壊してくれましたね、

人って年齢を重ねるとやっぱりおしゃれより楽さに流れるんですが、それに流されて

いくと色気も失ってしまうわけでよくないと思うんですよ。そしてかっこいい服着ると

キリっとするじゃないですか?見た目も大切であります。

 書いていて思ったんですが

「モテる力」って指導者にとって大事な要素ですよね

この人いいな、この人のもとで頑張ろうって選手がなって、ファンも試合に勝つことを

求めるんですが、監督、選手のかっこよさに惹かれるわけで、ぶっちゃけていえば

毎回勝たなくてもファンは惚れてしまうと付いていくじゃないですか?

スポーツ観戦は恋愛に近いものがあるのでは?と思いますね^^

今日のまとめ

・自信は大事

・決断、気配りは自信から派生しているのでは?

・いくつになってもおしゃれは大事

・今年のアルビレックスBBってかっこいい選手多くないですか?

・自信なさげな人が魅力的に見えることもある、おそらく自分のありかたによって

自信の分量は変わる

 ブログを書いてて自信って打ったら「自身」って何回か出たんですよ、漢字としても

ちょっと似ているのですが、身を信じるに変えればいいってことなんですかね

(上手くまとめようとしてまとまらないまま今日は終わります笑)

では良い夜を! naoto:-)


2016年11月22日火曜日

11月20日アルビレックスBB対川崎ブレイブサンダース、畠山選手のディフェンス、チャップマン選手のアンスポーツマンファウル、五十嵐選手のフリースローに人生を見たブログ

 めちゃくちゃいい試合でした・・・

今年は3試合生観戦してますが全部当たり試合で良い感じです。

今日は感動があった3つのプレーについて書いていきたいと思います。

 畠山選手のリバウンド

3Q終わり際のプレー、フリースローを1本畠山選手が落とし、相手がリバウンド取り

パスを出します。そのとき畠山選手が体勢崩れているにもかかわらず体でボールを

ブロックしようとします、そこでボールは取れなかったのですが必死に走って戻り

ディフェンスをし、オフェンスファウルを受けました。

このプレーめちゃくちゃ好きで、感動しましたね!

まず体勢崩れてるのに体ごとパスカットに行ったってのは、絶対に日々の練習から

来ているものでいきなりでないプレーなんですよ、それで取れなくても必死に戻るという

頑張り!おそらくそういった

「頑張ってもそんなに報われない」ことって人生には多いじゃないですか?しかし

それをやることで成功があるんですよね、しかもこのプレーで取ったフォウルのあと

五十嵐選手がブザービーター(3点)を決めたので5-6点の価値があるプレーに

なったんですよ!

畠山選手は以前見に行った試合でもガッツあふれるプレーをしてケガをしていましたが

そういったプレーが点数に結び付いてるのは間違いない所で、それは見習いたいところで

あります。

頑張ってもダメ、頑張っても結果が出ない、で人は普通腐ってくるものですが、頑張りを

継続することで良いことがあるぞっていう人生訓を与えれてくれたスーパープレーでしたね!

自分のバスケ観は中村和雄監督から来ているのが大きいので、こういった直接

点には結びついていないけど努力によって流れを引き寄せるプレーっての

が好きなんだと思います^^

 チャップマン選手のアンスポーツマンファウル

これは4Qシュートを決めたチャップマン選手が熱くなってアンスポーツマンファウルを

してしまったというプレーですね。2点シュートを決め60-68になったところで熱くなって

アンスポを受けたんですが、それによって与えた2本のフリースローを両方決め

そのあと保持したボールでファジーカス選手が2点を決めたのでこの

もったいないファウルで2-4点の損失を出してしまいました・・・

でも、でもですよ!

熱くなっていいじゃないか、人間だもの みつを(今勝手に作った)

人は機械じゃないんで腹が立ったら怒ることがあるじゃないですか、それで

迷惑かけなければ怒ったほうが良いこともあるんですよ、相手選手や審判に

腹立つ時ってあるじゃないですか、それを出してしまうことだってある!

相手や審判に迷惑かけず(手を出さず)みっともなくないアンスポならしょうがない

(そんなアンスポはあるのか)

チャップマンはほんと頑張ってて華やかなプレーをいっぱい見せてくれたんですよ

ダンクもするしアリウープもしたりモップもかけたり笑

次だ次!!

反面教師って言葉があるんですが、バスケってそれを良く教えてくれますよね

サッカーとかファウルやったもの勝ちみたいなところがあって、それをあまり許そうと

しないのがアメリカ的価値観なのかと最近よく思います。

 五十嵐選手のフリースロー

4Q残り1分10秒80-79アルビリード、そこで五十嵐選手がファウルを受け2本の

フリースローを得ます、そしてまさかの2本失敗・・・

これ、ほんとに人生だと思うんですよ。

この状況で2本決めたら3点差になり相当有利な状況、そして今調べたら

五十嵐選手のフリースローは71%入ってるので単純に考えても1本は入る計算

1本でも81-79で結構有利。そこでまさかの2本失敗・・・

物事でよくあるじゃないですか、ほんとに調子いい時にいきなり悪いことが起こったり

簡単なことを一番悪いタイミングでミスったり、それがあるから多分人生なんじゃ

ないんですかね、これは簡単、これはあたりまえってとこの中に落とし穴があって

落ちて痛みを知って反省して次に生かす。

大体の人が1本は入るだろうってところで1本も入らない・・スポーツのこういうところが

魅力的なんだと思います。確実なものはないんだよってことを教えてくれたプレー。

しかしですね、五十嵐選手は前日10本中8本3ポイント決めたり、この試合でも

ブザービーター(3点)7本のアシストを決めていて、責められることはないんですよ。

むしろ80-79のところで川崎はフリースローを4本得てすべてを辻選手が決めるわけなん

ですが、それが物凄いことなんですよ。チャップマン選手のアンスポの時も栗原選手が

フリースロー2本とも成功してるわけで、そういった細かいところをきっちり決める所に

強さを感じましたね。

 昨年だったら(たら、ればはあんまり良くない)この内容だったら負けてないのに

今年はこの内容で負けるってところがリーグのレベルが上がったっていう所だと

思いますね、今苦戦してる元BJのチームはどちらかというと主力を変えなかった

チームが多いと見てて、勝つため、人生においても

「変化」の重要さを感じています。

チームとしても難しいところで、昨年BJで良かった、人気選手を残しておいて

戦いたいとこがあると思うんですが、やはりリスクを取らないとレベル上がったステージだと

厳しいっていうのも深いところ。

濃厚な40分間でした^^

明日の横浜戦も楽しみだ!

では良い夜を! naoto:-)




2016年11月16日水曜日

名将中村和雄監督の発言から勝利の秘訣を考える 第17かわむら 「おい、大変なことが起きたぞ!すぐ帰ってこい」(のら猫が押し入れの中で子供を産んでいた)


 中村監督の凄さってのは日本海側に降る雪みたいなもので、大量にあるんですが

個人的にいろいろなカテゴリーで日本一になってる、というのが凄いなって思っていて

高校、実業団、男子(BJ)で日本一になっているのですが、この言葉は高校教師だった

ころの発言であります。

 中村監督は、過去を振り返らない、常に前を見るというスタイルで、そんなに文献を出して

いないと思うのですが、そこは優勝請負人、自分が言わなくてもほかの人がエピソードを

記録しているんですね。

現在もバスケットボールの指導を続けている名将、山崎純男先生の著書

「チームを造る」で長崎の教員時代山崎先生と中村監督が毎晩のようにバスケットの

ことを研究し、夜通し語り合った、さらに時間とコーヒー代節約にもなるというので

居候をしていた、というエピソードがあって、そのなかで

中村監督が

「おい、大変なことが起きたぞ!すぐ帰ってこい」(のら猫が押し入れの中で子供を産んでいた)

という発言があるわけです。山崎先生はそれをうけてこう書いています

”中村監督は相手が人間だと強いけれども相手が動物だとまるでダメだった、

「おまえ、なんとかしろ!」ことばは命令形だけど顔は真っ青だった。コートでは

鬼かと思われるほど恐ろしい人のこんな姿を見ると何かうれしくなってしまうものである”

この言葉が勝利の秘訣かと言われるかというとそうでもないような気がするんですが、

この人間味素敵じゃないですか^^

 おそらくですね、人間は多分完璧な人ってのがいないわけで、どっかしら弱点が

あると思うんですよ、その弱点の内容と見せ方によって魅力的か魅力的でないかが

変わると思うんですよ。そしてもし、弱点もほぼ見せずに完璧だったらあまり

惹かれないと思うんですよね。(特に恐ろしい人は弱点が無かったら相当とっつき

にくいと思う)

チャンスでフリースロー落とすのも、家に帰ってのら猫が子供産んでどいてくれないのも

確かに大変、その大変さをすぐほかの人に言って修正するってのは

やはり指導者であります、この言葉から強引に学びますと

・大変なことはすぐ直す

・人と動物は違う

・弱点があることで魅力的になれる

 そして、山崎先生であります!

中村監督ファンとしては名前を見たことがある、という認識だった(素晴らしい指導者と

いうのも薄々見てた)のですが、ホームページを見ると細かく文献を残してくれて

いるんですよ!(しかもPDFファイルで)著書も読めるようにしてくれていますし、

考えも細かく書いてくれていて、バスケットのバの字も知らない(バスケットの

細かい反則って難しいですよね)自分にとっては本当に貴重な資料です!

現在もブログを更新されたり、複数の若い年代の指導をなされていたりで、

バイタリティが凄まじい方です、バスケの考えも中村監督と似ている部分も

あり(外から見ると中村監督のほうが短気だが、コートに入ると山崎先生のほうが

短気、との記述あり)興味を抱いた指導者であります。

これから少しずつ、山崎先生の著書も見るのが楽しみです^^

では良い夜を! naoto:-)


2016年11月9日水曜日

名将中村和雄監督の発言から勝利の秘訣を考える 第16しょうじ 「選手みんなが僕を敵にすれば強くなる」

そういえばアルビの庄司HCも中村監督のもとで選手としてやっていて、

この前

「練習着をオレンジで新しく作った、これは客席がピンクで染まる秋田の経験から

考えたもので、一体感を持たせる」

だったかな?うろ覚えなんですが、過去の経験をアウトプットしてチームを強化して

いるんだな、と感じました。

人の考えはそれぞれですが、庄司HCはかなり良い感じだと思っていて、開幕前は

もうちょっと負けが込む(川崎、渋谷には負け越す、そして元BJ勢との対戦では勝ったり

負けたり)と思っていたんですが、現在は勝ち越していますし、元BJ勢の中でも強い

三遠とも2勝2敗(しかも接戦)さらに接戦でも勝ててるので、非常にいい感じだと

見ています。

先日、日曜日三遠に勝った時の新潟日報で、庄司HCが

「(不満の)指先を自分自身か、俺に向けろ」と言って、その夜選手やスタッフが話し込んでた

そうで、そういうところが勝ちにつながってるのではないかと見てるんですよ。

庄司HCは大変ですよ、先週は五十嵐、遥選手の2人がけがで試合出れず、さらにこの

2人はスタメンで重要な選手、そして選手が少ない=攻め手が単調になるってことで

外人選手がちょっと個人でやりだしたんですよ、それもあって土曜は完敗。

そして日曜も五十嵐、遥選手が出れずきついかな、と思ったんですが・・・勝利!

これは大きいですね、こういった接戦拾えると順位上がりますからね^^

あと、見てて思うのは

「調子悪いときのへこみ方に個性が出る」

ってとこで、新潟の選手は周りにあたるとかではなくて、自分を責める感じがするんですよ

チームカラーって言葉があるんですが、そのチームの中心の日本人選手の個性が

チームカラーに影響を与えてる感じがあると見ていて

例えば

富山 城宝選手

仙台 志村選手

新潟 公威選手

秋田 田口選手

なんか、それっぽいじゃないですか^^

で、新潟って黙々と頑張る、俺が俺がって感じではないんですが、そのなかに

畠山選手のような負けん気の強そうな選手がいたり、ガードナー選手みたいのがいたりで

バランスもいいじゃないですか、たまにガードナー選手がイライラしたりすることがありますが・・

他の選手、審判に危害与えないで、大事なところでテクニカル取られなければ、チームの

怒りだと思っていいことにする!

「チームだからいろんな人が居ていいんだ」by中村監督

 と、いうことで庄司HCもそうですが、今BリーグのHCはどこも大変だと思うんですよ

一番大変なのは昨年BJで結構勝ってたのに、今年負けが込んでるチーム。

絶対HCって大変じゃないですか、サッカーでもそうなんですが選手ってあんまり試合出てない

選手でも結構人気あって練習後出待ちとかも散見するのですが、監督は一部の人気監督

以外あんまり出待ちもされない!

そして負けが込むと

「あの監督ではダメだ」

「戦術が」

「あの選手をなんで使わない」

しかも大体の監督(HC)って反論できないじゃないですか

(中村監督、試合後の囲みインタビューで堂々とあの記事はおかしいだろ!とか

記者の質問黙殺したり、ろくなこと書いてねぇ!とか言ったりしてますよね^^)

そして、選手とも仲良くしているわけではない

(サッカーの名将岡田武史監督は監督の間選手の結婚式とか情が移るからという

理由でいかなかったそうです)

監督は孤独なんですよ。

そこにかっこよさを感じていますね(しみじみ)

 今日のブログの「選手みんなが僕を敵にすれば強くなる」というのは

選手がまとまって、あの監督におらぁっ!見とけ!みたいな感じで一丸となって

戦うってのが勝利の鍵だと思ってるんですが、敵をあえて作って一丸とするっていう

理論はもう政治とかの領域なんですよ、アメリカとかそうじゃないですか?自分らが

正義、正義!そしてたまに価値観の合わないのを見つけてそれを敵にしてまとまっていく

このアメリカ的手法は好きではないですが(価値観としてはやはり日本が好きで、

欧州も好き、スポーツの価値観では最近アメリカの良さに気付いてきました)

スポーツってのは戦いだから、いろんな面で勝てる要素を集めて、相手を打ちのめす

なんか深いですね笑

 今日のまとめ

・選手の敵を引き受けることでチームをまとめる

・明確な敵があることでシンプルになってやりやすくなる

・新潟の選手の黙々と頑張って、アピールがそんなにうまくないところは結構好き

・志村選手のあのタフさは注目してる

・監督(HC)が好きかどうかってのは凄い大事

 今日はこんな感じです^^ では良い夜を! naoto:-)