そういえばアルビの庄司HCも中村監督のもとで選手としてやっていて、
この前
「練習着をオレンジで新しく作った、これは客席がピンクで染まる秋田の経験から
考えたもので、一体感を持たせる」
だったかな?うろ覚えなんですが、過去の経験をアウトプットしてチームを強化して
いるんだな、と感じました。
人の考えはそれぞれですが、庄司HCはかなり良い感じだと思っていて、開幕前は
もうちょっと負けが込む(川崎、渋谷には負け越す、そして元BJ勢との対戦では勝ったり
負けたり)と思っていたんですが、現在は勝ち越していますし、元BJ勢の中でも強い
三遠とも2勝2敗(しかも接戦)さらに接戦でも勝ててるので、非常にいい感じだと
見ています。
先日、日曜日三遠に勝った時の新潟日報で、庄司HCが
「(不満の)指先を自分自身か、俺に向けろ」と言って、その夜選手やスタッフが話し込んでた
そうで、そういうところが勝ちにつながってるのではないかと見てるんですよ。
庄司HCは大変ですよ、先週は五十嵐、遥選手の2人がけがで試合出れず、さらにこの
2人はスタメンで重要な選手、そして選手が少ない=攻め手が単調になるってことで
外人選手がちょっと個人でやりだしたんですよ、それもあって土曜は完敗。
そして日曜も五十嵐、遥選手が出れずきついかな、と思ったんですが・・・勝利!
これは大きいですね、こういった接戦拾えると順位上がりますからね^^
あと、見てて思うのは
「調子悪いときのへこみ方に個性が出る」
ってとこで、新潟の選手は周りにあたるとかではなくて、自分を責める感じがするんですよ
チームカラーって言葉があるんですが、そのチームの中心の日本人選手の個性が
チームカラーに影響を与えてる感じがあると見ていて
例えば
富山 城宝選手
仙台 志村選手
新潟 公威選手
秋田 田口選手
なんか、それっぽいじゃないですか^^
で、新潟って黙々と頑張る、俺が俺がって感じではないんですが、そのなかに
畠山選手のような負けん気の強そうな選手がいたり、ガードナー選手みたいのがいたりで
バランスもいいじゃないですか、たまにガードナー選手がイライラしたりすることがありますが・・
他の選手、審判に危害与えないで、大事なところでテクニカル取られなければ、チームの
怒りだと思っていいことにする!
「チームだからいろんな人が居ていいんだ」by中村監督
と、いうことで庄司HCもそうですが、今BリーグのHCはどこも大変だと思うんですよ
一番大変なのは昨年BJで結構勝ってたのに、今年負けが込んでるチーム。
絶対HCって大変じゃないですか、サッカーでもそうなんですが選手ってあんまり試合出てない
選手でも結構人気あって練習後出待ちとかも散見するのですが、監督は一部の人気監督
以外あんまり出待ちもされない!
そして負けが込むと
「あの監督ではダメだ」
「戦術が」
「あの選手をなんで使わない」
しかも大体の監督(HC)って反論できないじゃないですか
(中村監督、試合後の囲みインタビューで堂々とあの記事はおかしいだろ!とか
記者の質問黙殺したり、ろくなこと書いてねぇ!とか言ったりしてますよね^^)
そして、選手とも仲良くしているわけではない
(サッカーの名将岡田武史監督は監督の間選手の結婚式とか情が移るからという
理由でいかなかったそうです)
監督は孤独なんですよ。
そこにかっこよさを感じていますね(しみじみ)
今日のブログの「選手みんなが僕を敵にすれば強くなる」というのは
選手がまとまって、あの監督におらぁっ!見とけ!みたいな感じで一丸となって
戦うってのが勝利の鍵だと思ってるんですが、敵をあえて作って一丸とするっていう
理論はもう政治とかの領域なんですよ、アメリカとかそうじゃないですか?自分らが
正義、正義!そしてたまに価値観の合わないのを見つけてそれを敵にしてまとまっていく
このアメリカ的手法は好きではないですが(価値観としてはやはり日本が好きで、
欧州も好き、スポーツの価値観では最近アメリカの良さに気付いてきました)
スポーツってのは戦いだから、いろんな面で勝てる要素を集めて、相手を打ちのめす
なんか深いですね笑
今日のまとめ
・選手の敵を引き受けることでチームをまとめる
・明確な敵があることでシンプルになってやりやすくなる
・新潟の選手の黙々と頑張って、アピールがそんなにうまくないところは結構好き
・志村選手のあのタフさは注目してる
・監督(HC)が好きかどうかってのは凄い大事
今日はこんな感じです^^ では良い夜を! naoto:-)
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