2019年2月28日木曜日

名将中村和雄監督の発言から勝利の秘訣を考える 春特別編 「名将は気配りの人である」

 明日から3月、春!
今日は
”名将中村和雄監督の発言から勝利の秘訣を考える 
春特別編 「名将は気配りの人だ」” というブログを書いていきますね(^^)

  昔、中村監督が新潟の監督してた時、時々練習見に行ってたんですよ。
新潟に来てテレビに出てるの話してるの見て、衝撃を受けたんですよね、
「こ、こんな凄い人見た事ない」って、それで文献とか読んで練習見に行ってたん
ですが最初の2-3回は怖くて話しかけられなかったんですよ。
よく「オーラ」って言葉になるんですがオーラって「畏怖」みたいなもので
「畏怖」ですよね、今でも緊張しまくりなんですが。(むしろ今のほうが緊張する)

それで練習後に少し話せるようになったら、考え方とか質問してたんですよ。
一流の人に質問できる機会って貴重で、秋田のラジオでやってた「カズに聞け」を
リアルでしてました(^^) 質問の内容は考え方で、バスケの内容とかは
聞いたことがあまりないんですが、人生哲学ですよね。
村上春樹さんの本かな?「人一人の知恵は図書館のような物」ってあったと
思うんですが、凄い人の考え方ってのは大きな図書館だと思う。なんでもあるし、
ライトな答え、ディープな答えも揃ってる。

ある時、いつものように練習後に一つ質問したんですよ(考え方の質問)そしたら
ちゃんと答えてくれて「なるほど」と思って自分の中で解決したんですよ。

そしてその2-3週間後ですかね、また練習見に行ったんですね。
全体練習は確か14時くらいから始まってて、その時は13時50分くらいに
着いたんですよ、選手は全体練習の前のレイアップとかやってましたね、
あの体育館入るとこが一つで、入ったらいきなりパプーさん(現大阪)とかが
熱くリバウンド取ってるから気が抜けない!(咆哮が凄い)
ウェイン・アーノルド選手(シュートきれい)が1メートル前くらいで滅茶苦茶
スリー決めてたりも!(プロって凄いですよね、ノーマークのスリー全然落ちない)

全体練習が始まる少し前に、中村監督がこっちのほうに向かってきて
「この前の話なんだけど、家に帰ってから考えたんだ」と前回の質問の答えを
わざわざ練り直して話してくれたんですよ。

圧倒的気配りっ!
衝撃的丁寧さっ・・・!(カイジ大好き)

この出来事ほんとに感動しました。

シーズン中の忙しい時にタニマチでもなく、いっつもいい席で試合応援するような
ファンでもない自分にわざわざ質問の答えを考えて教えてくれる・・・

 人って誰でも打算とかするし、忙しい時だってあるわけじゃないですか?
プロスポーツの監督なんて忙しさの見本みたいなものですよ、勝っても負けても
次の試合に向け研究、研究、休息もほぼない。そのなかでわざわざ労力を割いて
くれるというのはちょっと・・・感動的ですよ。

その出来事が多分今の時期(もう少し春めいていたかも)で、春の予感と共に
思い出し特別編として書いてみました(^^)
ちなみにその時の質問は
「なぜ練習で滅茶苦茶厳しく、激しく行ってもサラッと切り替えられるんですか?」
答えは(練り直してくれたもの)
「選手が好きだからだな、勝たせたいから」
でした。
 自分もそうですし多くの人って「そこまで気持ちの切り替え」上手くないと
思うんですよ、でも目標、目指すところがあるならスパッと前向きに切り替えて
走り出すことが大事と自分は解釈し、この言葉をノートに記しました。
(質問の答えは前向きな物ばかり)

 春ということですこしいい話風になりましたが、一流の人が気配りもすれば
それは人が慕いますよ、というブログでした(^^)

次回は
「ひなあられオフェンス!甘酒ゾーン!」(仮)です
では良い夜を! naoto:-)



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