2017年6月28日水曜日

バスケットボールB2リーグの年齢構成を考える、やはり30歳あたりが一つの分岐点?

 自分の中でサッカー、バスケ、野球がスポーツ3強と呼んでいるのですが

勝てるチームの構成について考えようと思い今日からこの3つのスポーツの

年齢構成を考えていきたいと思います。

まずバスケの年齢構成の調べ方なのですが

・最終戦の出場時間の多い10選手をピックアップする

(9人しか出てないチームもあったので調べたところ16チームが

10人、2チームが9人でした)

ということで

10×16チーム=160人

9×2チーム=18人

トータル178人がサンプルとなります(うち48人が外国籍選手、

1人が帰化選手)

では書いていきます

1973年生まれ(43-44歳) 1人

1978年生まれ(38-39歳) 3人

1980年生まれ(36-37歳) 1人

1981年生まれ(35-36歳) 4人

1982年生まれ(34-35歳) 4人

1983年生まれ(33-34歳) 9人

1984年生まれ(32-33歳) 6人

1985年生まれ(31-32歳) 10人

1986年生まれ(30-31歳) 12人

1987年生まれ(29-30歳) 14人

1988年生まれ(28-29歳) 12人

1989年生まれ(27-28歳) 15人

1990年生まれ(26-27歳) 19人

1991年生まれ(25-26歳) 18人

1992年生まれ(24-25歳) 15人

1993年生まれ(23-24歳) 16人

1994年生まれ(22-23歳) 15人

1995年生まれ(21-22歳) 2人

1996年生まれ(20-21歳) 1人

1998年生まれ(18-19歳) 1人

 となりました。10人以上いるのが1985-1994年ということで

22-32歳のゾーンがだいたいの平均だと見ているのですが、ポイントは

「バスケットボール選手は大体大卒」

というもので20歳以下の選手がほとんどいないというのがサッカーとの

大きな違いだと考えます。そして1989、1988年あたりで少し人数が

減っているのはプロの壁と見ていて、野球とかサッカーのプロ選手の

平均で引退するまで6-8年くらいというものに近い何かを感じます。

22でプロになっておそらく1-2年で辞めるというパターンは少ないと

見ているので5年前後で見切りつけるパターンだと考えます。

1984年あたりでもう一度選手が減少しているのですが、これは

2つの要因があると見ていて

「生活の問題」 「運動能力の問題」

プロスポーツ選手は大体結婚が早いので、早く結婚した場合子供も

早く生まれる可能性が高いわけで、現役への見切りのタイミングが

あって、サッカーでもそうなのですが2部の場合魅力的な給料でない

パターンがあり、現役にこだわらないというパターンと

単純にレベルについていけなくなったの2通りがあると考えます。

 年齢構成をチームで見ていきたいと思うのですが

昇格して大量に選手を入れ替えている島根の場合ちょっと選手の年齢が

偏っていて、最終戦に出ていた(プレイタイムの多い)10選手のうち

5人が1986年生まれでした、1983年生まれ、1985年生まれも一人づつ

いたため構成上は昇格するためには適していたと思われます

(具体的なデータはまだ探していませんが26-31歳あたりが選手として

いいころだという考えです)

そしてデータを調べていて思うんですが

「感情」と「データ」ってどうも一致しない面があり、データより

良い選手、データより悪い選手というのが存在するというのが自分の見立てで

あります。

今もよく考えるのですが残留プレーオフの最後の最後の川村選手の

スリーポイント(ブザービート)なのですが理論的には川村選手の

スリーポイントは32・1%であり3回に1回入るという計算で、プレッシャー

(時間とディフェンス)もかかっていて、さらに外したら降格という

恐ろしい重圧もかかっていたので32・1%より確率は落ちると見るのが

普通だと思うんですが、おそらくあの瞬間あの状況で打つ川村選手は

相当な確率で決めるなにかを持っており、データの意味はなかったと思います。

話を戻します

B2で勝率の高かった5チームというのがあるんですが、

平均年齢が高い順(この調べ方で)

西宮>島根>広島>熊本>名古屋

だったのですが西宮は1973年生まれの選手がいるため島根とほぼ同じくらいの

イメージで、選手の入れ替えが多い島根と入れ替えがそれほど多くない

西宮は興味深いですね。

下位のチームで妙に若い選手が多い(中間の層がいない)チームというのが

あったんですが、これはおそらくお金の問題で、スポーツで勝つためには

やはり「お金」の大事さを感じさせます。

「お金」を得るためにはファンが重要なのですが、野球とサッカーよりも

女性比率が高い感じがあります、ツイッター見てるとバスケ選手

モテモテじゃないですか?実際アオーレ行くと女性ファンの盛り上がりが凄い!

で、その女性ファンなんですが

データ<感情

のところがあって、勝てばいいってものでもない(女心難しい)

好きな選手が活躍して勝てば最高、なのですがそうはいかないじゃないですか?

勝つためには長年頑張ってくれた選手をカットせざるをえないところがあって

どっちが良いのかはもう個人の好みなのでなんともいえない。

(個人的に島根の決断は合ってると思う)

これからB1、Jリーグ、プロ野球を調べていこうと思うんですが

・昇格するために適したチーム構成というものはある

(脂ののった選手を集めて1年で勝負をかける)

・妙に年齢層が偏ったチームは優勝はしない

・ベテランの衰えは不規則であり、若手の成長も読めない

が今のとこの仮説であります、次回はB1を調べていきたいと思います、

では良い夜を! naoto:-)
 

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