良い監督見たり、良くない監督見たりスポーツはいろんなことを
学べます^^
今日は監督のダメパターンについて考えていきたいと思います、この
ブログでは基本良いものを取り上げていたので、ダメなのから学ぶっていうのは
初。しかしスポーツみてるとダメ(に見える)監督ってのが結構いて
それはそれで面白い所であります(なんか腹黒いですね)
では行きます (今日は悪い例は個人名出しません)
ダメパターン1
・チームに緩い雰囲気がある
チームの雰囲気っていうのがあるんですが、弱いチームはどうも「緩い」
どこで感じたかと言いますと、試合前の練習とかベンチ内の姿、そして
通常の練習でも感じることが出来るんですが、負けてるチームには
「腐ったミカン」的な選手がいて、それが周りに悪影響を及ぼしてる
気がします。その選手はどうも
「中堅やベテラン」に多いと見ています。
長くやってるからいい選手ってのはあっていると思うんですが、長く
やっているからのマイナスってのがあって、そういう選手に厳しく行けな
かったりだとか、昔からあるチームの良くない伝統という悪い面を
直せない(直さない)監督はいる。
和気あいあいとしてるのと緩いのは違う。
ダメパターン2
・監督向いてない
つくづく思うんですが、良い選手は良い監督になるわけではない。そして
良い監督になりそうな人が良い監督になるわけでもない、謎です。
で、この監督向いてないなんですが中高生の監督で凄い良い監督でも
プロでは全然ダメって多いですよね、アマチュア向きの監督、プロ向きの
監督っていうのは絶対ある。そして現役時代賢くてピッチの中でも
監督的だった選手が監督になって失敗する現象は「感性」の問題で
監督としての感性はやってみないとわからないのでは?
最初に弱いチームの監督をするとその後の監督人生が上手くいかないっていう
データがあるそうなんですが、勝って感性を磨けるっていうのもあるはず。
ダメパターン3
・コーチとしては良いけど監督は向いてない
野球でこのパターンありますよね?
これは監督としての決断力だとか、大局観だとかを実は持ってなかった
コーチに起こる悲劇で、誰も得しないパターン。
ある有名選手の著書でも書いてあったんですが、コーチとしては凄いいい
コーチだったそうなんですが監督になったらなんかブレて衝突したっていう
話があります(その監督はやはり上手くいかなかった)
あとアシスタントが長いから良いってものではなく、やはり監督は
別物なので良い監督の下でずっとアシスタントしてるよりかは小さな
チームでもいいから監督やったほうが良いって説が好きです。
ダメパターン4
・選手に好かれている
これ良いことでもあるんですが、どうも良いことだけではないような気がします。
サッカーで良く監督が解任されるとき選手のインタビューとかで
深く惜しむ声が聞こえるんですが
それくらい惜しむんだったらもっと結果出せよって話になりますよね?
このパターンは選手と監督がお互い無理をせずになれ合っているから
両社傷つかずにやってったら結果出ず解任のパターンだと見ています。
アマチュアだったらそれはそれでいいんですが、プロなら
選手に嫌われても結果出す監督
選手に好かれながら結果出す監督
でないとまずいと思います。
選手との距離感は人それぞれでサッカー日本代表の名将岡田監督は
選手の結婚式とか行かない(情が移るから)バスケの中村監督は
選手と食事行く(食事で人間性がわかるから)と正解がないのも事実。
しかし本気で勝つためにやってったら選手みんなに好かれるってことは
ないと考えます。
ダメパターン5
・選手の心が離れている
野球(1軍)サッカーだと30-40人くらい選手がいるわけで、冷静に考えて
その選手全員好きってことはないはず(逆もそうでしょう)
しかし選手の中でも影響力を持った中心選手ってのがいて、その選手との
関係が悪い監督はダメな気がします、逆に言えばその選手を懐柔すれば
良いわけなんでそこに監督としての人間力が問われると思います。
腹が立つ選手でもうまくやっていく能力・・・これは懐の広さっていうか
人間としての大きさで、監督の適正ってのはある種の先天性なものでも
ある気がします、二重人格になっちゃいますね^^
ダメパターン6
・フロントと揉める、フロントにやたら好かれる
これ純粋なダメパターンではないんですが、フロント好みする監督と
フロントと揉めやすい監督ってのがいるんですよ。
名将研究会によると名将は結構フロントと揉めるパターンが多い
(フロントにやたら好かれる名将ってほぼいないのでは)のですが
結果を出してから揉める!笑 ある程度結果出してフロントが安心してる
とこにさらに勝ちたいからなんか言って勝てない時期にフロントから
文句言われて揉める!
しかしダメ監督パターンは結果出す前にフロントと揉めますね。
フロント好みする監督ってのは難しい要求をせずに穏やかにやっていく
タイプでいいんですが、お金があって強い選手がいるチームならそれで
いいんですがお金がなくていい選手がいないチームでそれやってたら
いくら腕が良くてもそこそこしか勝てないじゃないですか?それで
ご当地の人気選手がいてその選手を使えばフロント、ファンは満足する
状況でも勝つ監督(名将)はその選手がダメだとサクッと切る。
そこで軋轢が生まれるんですが、勝てる監督の場合は勝って周りを黙らす
とこがありますね。自分が腹立つのは同じような成績でも
フロントに好かれて地位が安泰な監督と、切られてしまう監督っていうのが
いるんですが、上の人(フロント)に取り入るのが上手い監督
(だいたい大したことない)がズルズルやっていることですね、
これは個人の主観だから難しいのですが、プロの監督はやっぱり
勝つことを目的とした人が良いです。
ダメパターン7
・ファンの心をつかめない
これ滅茶苦茶難しいんですが、同じ監督でもチームによってハマる監督と
ハマらない監督っていうのがいるんですが、ファンにもハマるハマらないって
ありますよね。いい例なので名前を上げますがロッテにバレンタイン監督って
いたじゃないですか?あの監督ロッテだから良かったと思うんですよ、ロッテの
若々しい雰囲気に合ってたんじゃないかって思うんです。
もし伝統を重視する古風なところ行ったらあれほど輝かなかったと思います。
ファンも地域性とかあって、相性があると思うんですが、難しいのは
「以前偉大な監督がいた」チームで、そういうとこだと比較対象の
ハードルが高い(過去は美化されるので高くなる)ので過去を踏まえながら
勝てればいいのですが、監督は全員違うので以前いた偉大な監督と違う
手法でやっていき結果が出ないと・・・ファンは神様であり悪魔でもあります。
フロントの求めるものとファンの求めるものが完全に一致ってこともないので
どっちも取れる監督ってのは非常に少ないはず。
ダメパターン8(最後)
・運がない
接戦を落としやすいチームってありますよね、それで接戦を落としていても
問題ない状況(ほとんどないと思いますが)ならいいんですが、接戦とか
重要な試合って結構「監督ではどうしようもない選手のミス」で負けたり
するんですよ、これは厳密に言えば運ではないと思うんですが、大事な試合
フリースロー2本取って2本入れれば勝ち、1本で引き分け(延長)
0本なら負けという状況で70%の確率を持った選手がフリースロー放つとき
監督どうこうじゃないじゃないですか、厳密に言えば(しつこい)信頼
関係だとかあるんですが、選手が決めてくれるかどうかで監督の首も
飛んだりするわけですよ、良い監督はなんか選手に救われてることが
多いような気がしますね。その最後のギリギリの部分での勝ち負けなんですが
確実に運の要素も含まれているはずで、運を味方にできたり引っ張ってこれる
監督が良い監督。
この前良い監督だと思ってる長野パルセイロレディースの本田監督
(サッカーの女性監督の日本のパイオニア的存在では)のゲームを
見ていたんですが、選手の動きが「徹底してる」感じがあったんですよ
チームの約束事っていうんですかね、こうなったらこう動くってのが
ハッキリしてて、ここぞってところでピシッと選手が動いていたように
見えました(その試合パルセイロレディース勝利)それは上手くいった例で
上手くいかない試合もあって、その試合では機能してないこともあると
思うんですよ。しかし良い監督(名将)を見てると何か
「独自のこだわり」ってのが見えて、それが結果につながるところを見るのが
好きなんですが、良い監督と良くない監督の差ってほんの少しだと思うんです。
あと先入観で良い監督のものは良く見えるってのもあるし笑 勝ってる監督は
正義みたいに見てしまうことがある。しかしその微妙な差が絶対あって
それを信じれるか信じれないかが面白さのような気がします。
今結果が出てないけど実は良い監督ってのも絶対いて、何かの歯車が回ったら
結果出してくるのかもしれないけど、今のところは
「なにかはよくわからないが良いもの」が見えた監督が勝つ監督
(勝ちだしてる監督)で、それをブログで書くことでなにかわかるのかなって
思ってます^^
今日のまとめ
・良い監督と良くない監督の差はほんの些細なところ
次回こそは「16-17シーズンバスケットボールの総括(仮)」です
では良い夜を! naoto:-)
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