2017年7月15日土曜日

スポーツ(サッカー、野球、バスケ)の監督って何歳くらいまでやれるのか考えてみるブログ。多分「今を重視する」タイプが長くやれるのでは?

 今日栃木ブレックスのウィスマンHCが契約満了というニュースをみて

ふと考えました。ウィスマンHCが契約を延長しなかった理由ってのは決めた人

以外わからないと思うのですが、日本の風潮

「年齢で判断する」が絡んでたらやだなぁと思ったんです。

そしてふと

「スポーツの監督っていくつくらいまでやるのだろうか?」ということを

思い立ってさらっと調べてみました、この「高齢でも監督やれる理由」ってのは

「高齢でもバリバリやれる理由」と同じで、スポーツにとどまらない重要な

テーマだと考えます。今日はデータが不十分ですがいろいろと追って

このテーマを追求していこうと思います。

まず長く監督やっている(していた)方としては

・野村克也さん(野球)75歳まで楽天監督など

・ハイディ古賀さん(野球)元ロッテ2軍監督、tokyomets総監督 現在77歳

・大井道夫さん(野球)日本文理監督、この夏で勇退 現在75歳

・松本育夫さん(サッカー)元サガン鳥栖監督など 72歳でJリーグ監督は

記録だと思う 現在75歳

・小嶺忠敏さん(サッカー)元国見監督、現在も長崎で高校、大学のサッカーを

教えている 現在72歳

・中村和雄さん(バスケ)元共同石油など 現在も日本各地で指導を

続けている(この前1日計10時間指導したそうです) 現在76歳

・井上眞一さん(バスケ)桜花学園監督 現在70歳

・中川文一さん(バスケ)トヨタ紡績監督 現在69歳

・あるコーチ(バスケ) 日本一経験のある指導者、現在も小中学生の

指導を続ける 現在後期高齢者と呼ばれる年

(このコーチは名前を出して紹介したいのですが、出すと怒られそうなので

匿名にしています、会って見たい指導者のひとり)

あとバスケでは80を過ぎてもアシスタントコーチやってた方もいるようです

野球だと現在日本代表のコーチ権藤博さんが77歳。

 と、いうように70歳を超えても現役な人は稀にですがいます。

あと検索した結果

・昨季の甲子園出場監督最高齢は70歳

・現在Jリーグで60歳を超える日本人監督はいない(ネルシーニョ監督の

66歳が現在Jリーグ1番)

・意外にVリーグは高齢監督がいない(岡山の河本監督が64歳)

・プロ野球も現在高齢監督がいない(一気に若返ったため?)

しかし逆に言うと70歳を超えて監督やっている人というのは相当

「強い」人だと考えます、そしてスポーツごとによって監督が長く

続けられるもの、続けられないものがあると考えます。

サッカー、野球、バスケの中で長く監督を続ける傾向があるのが

バスケ、次いで野球と見ています。サッカーは海外だと70を超えてもちらほら

やっている監督(マンチェスターユナイテッドのファーガソン監督が

72歳くらいまでやってた)がいるのですが、日本のJリーグではおそらく

松本監督の1例しかない(しかも途中就任だと思う)と思われます。

持論なんですがサッカーの

「広く人数の多い常に動いてるところを見る、紫外線、ストレス」が

監督生命が伸びにくいところだと考えていて、確か今Jリーグ日本人監督の

平均年齢って47歳くらい(うろおぼえ)なんですが確かに現在監督やってる

人が65超えて監督やってるかというと・・・想像しづらいところです。

やはりストレスがたまりやすいスポーツで解任もされやすいスポーツなので

サッカーだと60を超えたら長くやっているということになるのではない

でしょうか?

バスケに長くやってる監督(指導者)が多い理由を考えたのですが

「規則性のあるスポーツ、紫外線を浴びない、見るゾーンが限られる」

というところとバスケの規則性、というか規律重視なところが健康管理にも

いい影響を与えてるのではないかと考えます。バスケは時間に細かかったり

するのですがそれが生活リズムにいい影響を与えるのでは?あと

連戦が利くので負けた後すぐ試合があるので気持ちを落としてはいられない、

気持ちを落とすということがどうも長生きには相当悪いと見ていて

(高齢者の方は気持ちを落とすと一気に来るときがある)強気で

いることも長くやれる理由では?と考えます。

 今日名前を出した方々の面白いポイントは

・意外に弱いチームも率いている

・若い世代を指導している

という2つは重要だと考えます。

名将と呼ばれる方に多いのですが

「弱いチームを強くするのが好き」

このタイプだと、戦力が劣るわけでまともにやっては勝てない。ならば

試行錯誤するしかない、その試行錯誤が滅茶苦茶楽しいんだろうなぁと

思います。確かに負けてもしょうがないチームと勝たないといけないチームでは

ストレスが変わってくるわけで、弱いチームを勝たせるためにいろいろなものに

アンテナを張って試していくってのは絶対脳に良いはず、気も張りますよね^^

・若い世代を指導している

これ「若い人と接することで若さをもらう」と考えがちなんですが

おそらく名将達の考えは違うはず、若さをもらうって発想ではなく、

若いのを指導するのに試行錯誤したら結果気持ちが若い、が正解だと考えます。

年齢を重ねれば周りも年齢を重ねるわけで、辛い、重いニュースが増えるじゃない

ですか?そういうものだと思うんですが、人って結構弱くて

周りの影響を受けやすいと思うんですね、若い年代の指導をしていれば

相手が未熟だし時代も変わるから名将と呼ばれる人でも工夫して指導しないと

いけないわけで、また新たなひらめきがでてくる。そして若い子を指導すると

未来も見える、教えた子が上手くなって、それから更にうまくなるって未来も

楽しめる。おそらく若い子ってのはいくら名将と呼ばれる方が指導しても

良さを完全にわかることってないと思うんですよ、だいたい後で思い出すはず

この「ベテランの名将」と「子供」の相性は相当良いと思いますね、

ベテランの名将と大人だと、大人が気を使ってしまうのでベテランの名将は

それほど新たなひらめきってのが出ないと思うんですが、子供は凄いですよ

「相手が凄い人だろうが関係ない!」笑

その遠慮のない関係はお互いにとっていい関係だと思います。

 そして長くやれる監督にとって大事なのが

「先天的な体の強さ」

これはほんと・・・・運です!

スポーツ選手でも「怪我をしやすい」とか「内臓系弱い」選手ってのが

いるんですがある程度直せるところはあると思うんですが先天的な素質の

違いってのがあって、長くやれる監督ってのは

「天命」なのだと思います。

それで今日名前を出した監督のことを考えて思ったのですが

「そんなに体にいい生活してるわけでもない」

今日名前を挙げた人はだいたい一般の人よりも無茶苦茶な生活をしている

ようです(凄いストレスに晒されたりとか、睡眠時間短かったり)

それでも70、70を超えても指導を続けるというのは・・・

真剣にDNA鑑定したら何か見つかるかもしれません。

 まとめに入りますと

・気持ちの強さが大事、競技にたいして真面目でも失敗(負け)したときは

さらっと流せるようなメンタリティが大事では?

・生命力が強いから長くやれるのか、長くやってるから生命力が強くなるのか?

・試行錯誤したり、新しいものにアンテナを張るのは良いはず

・最初から長くやろうと思って監督してるより、結果として長くやっている

というタイプが多いのでは?

・ストレスに対する捉え方がそもそも一般人とはちがうのでは?

 監督、指導者というのは勝ってないとオファーが来ないもので、勝っていても

腹立つ人にはオファー多くないと思います(だって人間だもの)その世界の中で

長く指導を続けている方ってのは滅茶苦茶貴重であります。

多くを真似することは難しいですが、良いところを少しでも学んで応用するって

いう考えになれば名将達はだいたい教えてくれると思うのです、最初から

時代が~とか言って距離を置くよりはちょっと違和感があっても

「なんか学ぼう」というスタイルで長く指導を続けている方に学べば

絶対面白いことがある、というのが持論です。

ここに名前を挙げた方々は戦争が終わった後のとてもタフな時代を

生きているという現在の人間にはない経験をされていて、そこの点で

「か、かなわない」なんですが、人間的な経験や知恵を少しでも受け継いで

いけたらお互いハピネスなのかなと思います

(しかし大体長くやれてる指導者の方は柔軟だから、今の人より

今の考えしたりもしてそうですね笑)

長くなりましたがこのテーマは随時更新しますね、

次回は

「加齢臭って自分にも不快なのは謎ですよね!?」(仮)

です、では良い夜を! naoto:-)

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