2016年10月6日木曜日

名将中村和雄監督の発言から勝利の秘訣を考える 第11のぶひら 「ダメで暗いのはだめ、ダメでも明るければいいんだ」

この言葉はかなり好きで、中村監督名言集を4つにわけると

「勝つ」 「日常」 「スポーツ」 「金言」 の「金言」に入る言葉だと思っています。

(日常のポップな名言も相当好きです)

自分の研究によると中村監督は

「チームとして」

を相当考えている方で、チームとして勝つってことに非常に優れた指導者だと感じます。

そして勝つ、ということにクローズアップしていますが、野球の野村克也氏も言っている

「お金を残すのが3流、名を残すのが2流、人を残すのが1流」

人に対する指導も素晴らしい(別の機会に書きます)指導者で、影響を受けた

選手、指導者も相当多いはず。

そういったなかでチームの中で一番下手な子を大事にしなさいっていう金言があり

その下手な子は明るくしていろっていう発言が今日のテーマです。

 バスケットボール(Bリーグ)だと1チーム13人くらいは契約しているわけなんですが

その選手全員がアウェイに来れるというわけでもない(経費削減)そしてベンチ入った

からといって全員出れるわけでもない、ということは暗黙の順序があって

PGが4人いたら4番目もいるってことになります、そしてレクリエーションではないので

順番が最後の選手は試合に出るチャンスも少ない、となると気持ちの持ちようが

鍵になると考えられます。

で、この発言の時に言っていたのが

「一番下の子が腐ってダメになったら、その上の子が次ダメになっていく」

というもので、なるほど!と感じたんですね

新潟にはサッカーチームがあって、現在厳しい状況なんですが

シーズン始まるときから選手の数が多くなかった、そしてけが人が続出してしまう

わけです、そうなると序列が下の選手(普通に考えたら出番はあまりなさそうな選手)が

試合に出ざるを得ない状況になります、さらにリーグ戦としても切羽詰まってる

時期にチームの中で序列が相当下の選手が試合に出る、ここなんですよ!

ここで腐ってたら、大変なことになってた

チャンスは意外にあったんですよ。

 試合に出れない選手の気分って相当大変なんですが、シーズンは長いわけで

同じメンバーがずっと出るということはほぼない、ケガもあるし、調子を落とす

こともある。そういうときに序列が下でも頑張って明るくしておけば、チャンスが来た時に

掴むことが出来る!そして監督にとってもダメ(序列が下)でも明るく頑張る選手は

大事で、起用して答えてくれればいつも出ている選手もうかうかしてられないだろうし

正当な競争もある。そしてチームのムードってものはどうやら

感染するらしくて・・・明るかったり、勝ちたい!って選手がいるとそういった

前向きな気持ちの選手が増えてプラスになっていくわけで・・・

「ダメで暗いのはだめ、ダメでも明るければいいんだ」というのは

集団心理としても理にかなってるような気がします。

あと、この発言はとても勇気をくれるもので、人ってダメだったり、周りと比べて負けてる

ときってさらに落ち込むじゃないですか、そういうときこそ明るくしてたほうが

プラスだと思うんですよ、ダメなのを肯定するってのではないですがダメでも

明るくしてろって言葉は人生において役立つ言葉だと思い、胸の中にいつも置いています^^

 しかし書きながら思ったんですが、中村監督の指導を受けていて

ダメで明るくしてたら

「明るくしてるのとミスしても良いは違う!真剣にやれー」って激しく言われそう

(マイナスの怒りではない)ですね、そう考えると・・・

中村監督の指導を受けている人も相当尊敬します!

では良い夜を! naoto:-)

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