2016年10月18日火曜日

名将中村和雄監督の発言から勝利の秘訣を考える 第14しげ(ボディブロー) 「シューターはプラス思考。マイナスに考えたらダメ、落ちてもともとという気持ちで、おうらぁっ!シュートだっ!」前編
































 おそらく前、後編もしくは前、中、後の3部だてになりそうです(続けれるか疑問!)

先日アオーレにバスケを見に行ったのですが(延長でアルビ勝利)見てて、スリーポイントは

盛り上がりますね!特に勝負所でのスリーは滞空時間もあって美があります、

シュートフォームもちょっとずつ違って綺麗なフォーム、素早いフォーム、あんまり

綺麗じゃないけど入るフォームとかあって面白い、今日は思ったこと、次回はデータを

見ながら書いていくことにします^^

 バスケットボールは非常に細かいデータがわかるようになっていて、これはアメリカ的だと

感じます。野球も最近そうなのですがアメリカ人って結構データ好きですよね

適当なのに!(暴言)おそらく合理的なものを好むのであって、欧州だとサッカーが

一番じゃないですか?欧州になると抽象的なものが好まれる傾向にあって見ている分の

データの重要性が薄れると感じます。

例えば最近サッカーでどれだけ走ったかっていうデータが出るんですが、これって

そんな役に立たないんですよ。無駄にだらだら走ったり、走らされてても距離が加算されて

いるので走れる選手は良い選手なのですが、試合中の距離が稼げたからと言って

良い選手というわけではない。あとパス成功率なんですが、安全なパスを出していても

成功率アップするわけで、極端に言えばバックパス、横パスしてればパス成功率

ポゼッションは上がるわけです。さらに相手陣地で相手が引いてる状況だと

相手陣地でパス成功が増えていきますよね、しかし相手にとったら有効なパスを

出させなければいいわけで、このパス成功率ってのも高いから良いってわけでもない。

逆に良い選手はリスクある攻めのパスを出すわけで、成功率が低くなります、そう考えると

有効なパス成功率ってのを出せればいいと思うんですが、この有効の基準が

よくわからない・・・ その曖昧さがサッカーの魅力で、面白いところであります。

多分世界一強いバスケのチームが日本に来て10試合をしたらほぼ100%勝つと思うんですが

世界一強いサッカーチームが日本に来て10試合をしたらほぼ100%勝つってことはないと

思うんですよ、引き分けもありますし、番狂わせも多い。1試合くらい分けたり負けは

あるスポーツだと思うんですよね、そのわからなさにハマるわけです!(強引)

 中村監督が言う

「どこで決めるかが問題」

ってのはデータはそんな意味ないってことだと思うんですね。残り1分同点の状況で

スリー決めるのと、残り1分20点負けてる状況でスリー決めるのって違うじゃないですか?

漫画で言ったらカイジ的世界なわけですよ

鉄骨の上を渡って賞金が得られるっていう場面があるんですが、その鉄骨の上ってのは

落ちたら死ぬかもって状況なわけで、そこで渡るのと落ちてもなんともない状況で

渡るのとは違う。

しかし・・・そういった場面で人はデータ頼りたくなるんですよね^^

残り1分の攻撃で、スリーポイントを決めるとかなり有利な状態になります

(残り60秒で3点リードっていう状況になる)逆に落とすと、残り60秒で同点、相手ボール

というやや不利な状況になる。そうなったら

「決める(決めそう)な選手にスリーを任す」って大体なると思うんですね、それで

どのチームにも2人以上はスリーを打つ人が居て、確率の高い選手に任せたくなるのが

人間!しかし、相手もそれをわかっていますので、マークする!そうなると、強引に行くのか、

確率の落ちる選手が打つか、ほかの選手が打つ、もしくは2点を狙うって

選択肢になるわけです。だからバスケは残り時間少なくなってから終わらないんだ!

そういった緊迫して勝負がかかった場面でシュート打つ(任される)選手、リスクを

負って3点を狙いに行く選手として冒頭の

「シューターはプラス思考。マイナスに考えたらダメ、落ちてもともとという気持ちで、

おうらぁっ!シュートだっ!」

っていう言葉の意味が重くなると感じます。

シューターをスリーポイント打つ人と強引にここで解釈するとして

シューターのスリー成功率って25-45%くらいに収まる感じなんですよ(Bリーグの

データ調べた)それで25、45ってのは確率のブレだと見ていてもうちょっと幅が狭くなる

と思います。



1試合だいたいチームで15-30くらいスリーポイント打ってて(調査中ですが少ないと

11本、多いと37本っていう試合がありました。この両試合どっちも勝利)ざっくり

20本で考えますと

20本投げて4本決めて成功率20% 12点

20本投げて5本決めて成功率25% 15点

20本投げて6本決めて成功率30& 18点

20本投げて7本決めて成功率35% 21点

20本投げて8本決めて成功率40% 24点

20本投げて9本決めて成功率45% 27点

このくらいの開きなんですよね、それで客観的に20%台だと入ってない感じで

40%くらいだとよく入る感じじゃないですか(主観です)しかし40%の成功率を持ってる

選手が毎試合40%、とならないところが面白いところで・・・(野球もそうですよね)

確率が適当化するんですよ!

前の試合80%入った(!)選手が次の試合20%も入らないこともあるわけで

ブースターはやきもきします。しかしそこで調子悪いからスリー打たなくなったら

駄目なんですよね。

ポイントガードでスリーよく打つっていう選手も増えてきている、というかそっちが

主流化しそうらしいんですが、シュートメインの選手ってのがいるわけですね

そういう選手ってどちらかといえばシュート以外での貢献が少ないんですが、バスケも

球技何でもそうなんですが

「点を取ることが一番大事」

なわけで、ある意味一番大事なポジションなんですよ。良いパス、良いドリブル、良い守備

してもシュート打たなかったら得点にならないわけで、一番の責任はシュートに

あるように見ているんです。で、その一番の責任を負う選手が

「シュート今日入ってないから、パスしよう」

とか思ったら相手にとってはめちゃくちゃ楽な話なんですよ。

ロールプレイングゲームで言ったら全滅してもなんにもマイナスがないようなゲームの

ようなもので、どんどん攻めていける!攻撃してこないんだから。

逆に言えば、全然シュートが入らない日(8本打っても全く入らない)でも確率の

ある良いシューターが打ってくると、相手は

「そろそろ入るんじゃないか」ってなるし、10本打てば1本くらい入るものじゃないですか

そこなんですよね。

シュート今日全然入らないから、今日はシュート打たないようにしよう



シュート今日全然入らないから、次打てば入るはず

の違い。

練習でも入ってるし、次打てば入る、入ったらヒーローで女子にもモテるぜ!

くらいの人が良いシューターなんでしょうかね^^

このプラス思考は日常でも取り入れていきたいものですね、次回はBリーグ各チームの

スリーポイント状況をデータを見ながら考えていきたいと思います。

では良い夜を! naoto:-)

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