2017年4月4日火曜日
名将中村和雄監督の発言から勝利の秘訣を学ぶ 第29じょうとうじょうとう 「僕は結構いい加減なんだ」
名将は「長年の夢であった活動を始めている」そうで・・・
非常に夢のある活動なのでワクワクしています^^
今日は「僕は結構いい加減なんだ」という言葉を取り上げていきたいと思います。
確かラジオで言ってた?のかな、非常に興味深い発言で、結論から言えば
長く指導を続けているのは
「適度ないい加減さ」があるからなのでは?と考えています。
「いい加減さ」が目立つ有名人というと「アントニオ猪木」氏を思い浮かべます
いい加減というか、結構言ってることとやってることが違ったり、気持ちのままの
行動があって近くの人は大変でしょうが、そこがロマンに繋がっているのだと
思います。なんかの本で読んだのですが
「日本人は発言の整合性を気にする」ってものがあって、確かにそんな気がします
政治家とかそうじゃないですか?言った言ってないで滅茶苦茶みっともない
姿晒してるわけですよ!(脱線した)
そして朝令暮改、という言葉があるんですがこれ悪い意味でとらえられてる
気がするんですが(朝言ったことを夕方変える)しかし戦いの場において
最初に練ったプランでヤバイなって思って、そのまま行ったら負ける。
時と場合においては朝言ったことを夕方変える、昼変えても
良いと思うんですよ。
しかし大多数の人にとっては「一貫性」って安心できる材料で、それを
欠いた行動を見ると違和感を覚える=一貫性が良いようにとられる、
だと思います。
中村監督は間違いなく「真面目」なのですが「いい加減さ」もある
エピソードを僕が体験したことがあって、スクール終了後の質問で
僕 「○○先生は練習とか非常に細かく記録されて公表もしているんですが
中村監督も細かく書いているんですか??」
中村監督 「そうそう、見せることはないけど細かく書いてるよ」
(自分の鞄の中を探す)
僕 「わくわく(心の中で)」
中村監督 「今日はちょっと家において来たな」
というやりとりがあったんですが・・・
おそらく真面目だけの人だったら家に置いてくるとかはないはず、
そして以前質問した中で
「時間とか凄い細かい、でもまったく気にしない部分もある」というように
ブレーキの遊びのような部分があって、そこが長く上手く指導を続けられる
ポイントのような気がしているんです。
もしも、という言葉で考えるのはあまり良くないんですが
「真面目一辺倒」な指導者だったらおそらく優勝はそんなできないだろうし、
負けのダメージも残るから長くもやれない気がするんですよ、そして
「いい加減」なとこが選手を育てる所での薬味みたいになってて、影響を
与えた選手が結構バラバラな雰囲気を持ってるところに繋がっているのかなと
推測しています。
「真面目一辺倒」な指導者だったら影響を与えた選手が似ると思うんですが、
そう考えると良い指導者の人って教えた選手がいい意味で似通ってないですよね?
こんどそこのところも考えて書きます笑
いい加減、を肯定していますが物凄く真面目な中でのいい加減さ、なので
僕みたいな不真面目な人間はもっとまじめにしないとダメですね笑
いろんな名将を調べていると、だいたい真面目だけではないんですよね
結構生意気で、気が強くて、意志が強くて、適度に失敗する、でも失敗を
ただの失敗にしないで糧にする。
中村監督は「全国を回って子供たちに心を伝える」そうですが、その活動の中で
また進化していくはずで、更にたくさんの事を気付かせてくれそうです、
水戸黄門の物語は助さん格さんが戦いますが、中村監督は水戸黄門がそのまま
戦っているような状況なわけで(想像したら凄いな)
その姿がもう素晴らしい教材じゃないですか、これからも期待、応援しています!
次回はBリーグも終盤戦ということで旧BJのチームのスタッツに関することを
書こうと思います^^ では良い夜を! naoto:-)
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