2017年4月27日木曜日
名将中村和雄監督の発言から勝利の秘訣を考える 第31うけてたつな 「(カズに聞け)ここでの責任は全部チャーリーにあるんだ、非常に気楽にやってます(^^)」
名将は一人では成らず (今作った言葉)
自分が今名将だと思ってる人を羅列すると
野球 野村監督(ヤクルトなど) 落合監督(中日)
サッカー 岡田監督(日本代表など) 佐々木監督(なでしこジャパン)
バレー 真鍋監督(女子日本代表など)
バスケ 中村監督(共同石油など)加藤廣志先生(能代)井上眞一先生(桜花)
ラグビー エディー・ジョーンズ監督(日本代表など)
シンクロ 井村雅代HC(日本代表など)
がパッと思いつく名将で、あとほかに良いなぁと思う指導者の方が10人以上は
いますね、名将の条件として「勝つ」ことを優先しているので、そこまで
勝ってない(タイトル取ってない)けどいい指導者ってのはかなり多い。
この際ざくっと書いてしまうと
「女性を指導して成功した名将」ってのが凄い興味あって、好感を持ってます。
なんでかというと女性を指導して成功を収めた男性指導者ってちょっと
独特な雰囲気があり・・・少しマイルドな感じがあるんですよ、これはおそらく
女性を指導する際の細やかな心配りから来ていると踏んでいて、激しさの中の
細やかさ、柔らかさに好感を抱いてるのだと思います
(佐々木、真鍋監督の飄々として和やかなところや、中村監督のジャケットの
ポケットにチーフ入れるところに好感を持ってる)
で、本題に入るんですが・・・・
「名将は大体コーチ陣の使い方が上手い」
そのなかでも、自分の色のコーチを多く入れてく名将とそんなに入れない名将
っていうのがいるんですが、欧州の名将とかはコーチ陣もセットのように
連れてく人が多いと思うのですが、日本はバラバラで、ここ面白いなと
考えています。
以前歴史の本を読んでた時
「奪った領地をいきなり新しい人に任せるのは悪手」というものを
読んだんですが、確かにそうだと同感したんですね。これはスポーツでも
そうだと思うんですが、日本的な考えにおいて
「一気に変わる」はあんまり得しないんではないか?と思いまして、
外資の会社が失敗するとこでもあるのかなと考えます。
そして今日一番書きたいことなんですが
「名将と言えども万能ではない」
ここなんですよね、だから周り人とうまくやる、上手く使うことが重要で
勝ってる監督はそこが上手いと思うんですよ。
今日取り上げた言葉
「(カズに聞け)ここでの責任は全部チャーリーにあるんだ、
非常に気楽にやってます(^^)」
っていうのは、どうやったらうまく話を伝えることが出来ますか?っていう
質問で、中村監督はまず「僕は言いたいこといっぱなしだから」と答えて
チャーリーさん(MC)に話を振るわけです、そしたらチャーリーさんが
良い答えを出して、中村監督は「それで行こう」となるわけです。
カズに聞けなのにチャーリーさん答える!
たしかにハピネッツのMCやられてるチャーリーさんに伝え方を聞くって
いうのは合理的で、しかもチャーリーさんって相当の努力をされてその場に
立ってる人だから絶対いい答えもってるはずなんですよ、これ采配でも
そうだと思うんですよ。監督って言っても全部見れるわけではないから、
任せる所はコーチに全部任す!多分良い監督ってのはこの任す部分が
絶妙でコーチも楽しいと思うんですよね。
監督で大事な部分をコーチに任すって相当勇気のいることなんですが、
それをやってるから名将と呼ばれる人は教えた人が良いコーチになる率が
高いんではないでしょうかね?
野村監督は滅茶苦茶著書を出しているんですが、名将界の中にはあまり
そういうことに執着しない人も多くて、ラーメン屋さんにおける秘伝のスープ
みたいな伝承方法だと思うんですよ、僕は稀に食べに行って生意気に質問して
(バスケしらないのに笑)そのスープこうじゃないか、ああじゃないかと
ここに書いてるんですが、秘伝のスープ、美味しいスープは公表されないものも
多いですが、意外なところにあったり、ジャンルの違うところにあったり
するので面白い。あと名将って人は意外に
「聞かれたり、見に来たりすればノウハウ教えるよ」って
人が多い(ただし、やりかた完全に真似てもその通りに行かない)ので
知識のインプットアウトプットが物凄いのだと思いますね。
今日のまとめ
・自分と似てない人は学びをくれる
・任せる部分のバランスって子育てと近いのでは?
・選手に対しての任せる部分の裁量が大事
・秘伝のスープを見本として作ってもみんな少しずつ違うスープをつくる
とこに面白さを感じる
・今週のレバンガ戦は土曜がキモだと思う
では良い夜を! naoto:-)
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